婚活の仕事(2017年6月1日の夢)

婚活のようなことをする職場で働いている。僕にとっては、候補の女性たちと会話するなかで適切な相手を選ぼうとする活動であると同時に、“お客様”である女性をもてなす仕事でもある。僕なりに一生懸命やっていたし、評判も悪くないはずだった。

しかし、知らないうちにかなり早い段階でアンケートが行われており、僕については全ての女性が「可能性を感じない」と回答していた。その理由は、婉曲的な定型表現で書かれてはいたが、要は、「フリーターだから」ということだった。

それなら、いくら愛想をふりまこうが、その場では仲良くなろうが、なにもかも無駄だったわけだ。失望と憤りを覚えたが、同時に、「本人のためを思ってあえて伏せておいたのだ」という言い分も、わからなくはない。可能性があると思っていたからこそ、この仕事を楽しく続けてこられたのだ。一般的に見ればわずかな収入にしかならない仕事かもしれないが、僕にしてみれば、これで生活の糧を得ている。